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事務室

ようこそ独立行政法人国立病院機構 釜石病院の事務室へ来て頂きました。病院の事務室と言いますとなじみがないかもしれませんが、病院にはなくてはならない部署の一つです。事務の役割をひと言で表現しますと、病院という事業が円滑に運営される様に環境を整える事、になります。さらに、釜石病院は国立に準ずる施設ですので、国民への奉仕者として、国民の健康の維持や改善に役割を果たさなくてはいけませんので、そのお手伝いをするのも大切な仕事です。

 病院とは、病気などになった方に診察・治療や療養を提供する事業を行っている所ですが、提供した療養の対価を受け取らなくては事業として成り立ちませんので、かかった方から一部負担金を頂くほかに、健康保険の事業者に診療に対する診療報酬を請求して受け取ります。これには全ての診療についてきちんとした請求書などが出来ていなければいけませんし、膨大な量ですので、この仕事をきちんとこなすのは事務室の一番大切な仕事の一つです。

 病院では、ほとんどこの診療報酬しか収入はないのですが、支出には様々なものがあります。その中で最も多いのは、職員にあげる給料で、その他には、患者さんの治療に使用する医薬品やガーゼなどの医療用消耗品の購入、暖房や入浴のためにお湯を沸かすための重油の購入、病院の設備の整備・補修、電気代やガス代などがあります。こういった支出をうまく節約したり、整理してきちんと評価できる様な形にしたり、職員や外部に向けてもわかりやすく公表する事も事務の大切な仕事です。

 また、病院を始め医療機関においては、届け出や報告など様々な手続きや立入検査などが義務づけられています。これらは、皆さんの健康を守るために必要な手続きでもありますので、どんなに煩雑でもきちんと行わなければなりません。院内のスタッフに対しましても、みんなが気持ちよく仕事が出来る様に、各種規程に従った手続きや福利厚生・共済などの仕事をしています。

 さらにこの様な手続きだけではなく、建物の壊れた所や動かなくなってしまった機器などを修理したり、使いにくい場所を改修したりして、仕事をしやすく、患者さんにも優しい病院になる様に汗を流す事も大切な仕事の部分です。皆さんも使いにくい場所や困った事があれば、どんどんお知らせ下さい。出来る限りの対応をしたいと思います。

 以上の様な仕事が事務の主な仕事ですが、平成16年4月より、国立病院や国立療養所は独立行政法人国立病院機構の施設となりました。これは、国民の奉仕者としての大切な役割は変わらないけれども、物事の決定の自己責任の部分を明確にし、いろいろな事を決めやすくして、効率を良くする様に変わったという事になります。その結果、企業会計への移行など変化もありましたが、患者さんの目線に立ったいろいろな取り組みや改修などが以前よりもやり易くなり、いろいろな企画も立てやすくなっていますので、独立行政法人になった効果は出ているのではと考えています。

 以上、事務室のご案内をしましたが、いくらかでもわかって頂けたでしょうか。縁の下の力持ちの様な仕事が多いので、皆さんともお会いできる機会は多くありませんが、挨拶をしっかりし、規律と緊張感のある人に優しい病院、と言う基本理念を心に頑張っておりますので、これからもよろしくお願い申し上げます。

独立行政法人国立病院機構 釜石病院 事務職員一同
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五葉山のシロバナシャクナゲをデザインしたものです。
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