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指導室

指導室は、小児科に所属し、児童指導員3名・保育士4名の7名で構成されています。
この指導室の設置の基準は、児童福祉施設最低基準の第93条の4の「重症心身障害児施設には、医療法に規定する病院として必要な職員の他に、児童指導員・保育士・心理指導を担当する職員及び理学療法又は作業療法を担当する職員をおかなければならない」との規定です。
と言う事は、重症心身障害児(者)の人達は病棟では、病気の治療だけではなく、成長・生活の場としても過ごす事も、重要視されている訳です。

 それでは指導室がどの様な業務を行っているかと言いますと、各自の療育目標を柱に、個別・集団に関わりながら、保育士は保育計画を立てまして、基本的な生活習慣の指導と援助を行います。
指導員も指導計画を立てまして、日常生活指導や自立のための指導を行います。さらに、入院している人たちの生活の質の充実・向上のために、お誕生会、社会見学、お祭りお楽しみ会、クリスマス会などの行事を計画し、病棟のスタッフと協力しながら取り組んでいます。
また、第3病棟でも釜石祥雲支援学校と連携しながら小児患者さんの指導や各種の行事、家庭との橋渡しなどに取り組んでいます。
ここまでが皆さんがご存知の業務です。

 さて、指導室にはさらに重要な役割があります。
それは、地域社会や福祉関係の機関との連携・連絡です。今後の国立病院の進むべき方向として、専門性を生かしながら地域社会に根ざした医療を提供できる事、教育研修の機会を提供する事などが必要です。
これらの条件を満たし、病院が生き残って行くには、指導室が重要な役目を果たす事になります。

 具体的には、重症児の皆さんは措置入院としての入院ですので、児童相談所・福祉事務所との連絡・調整が必要ですし、最近のように空床がある場合には、空床対策として幅広い医療機関・福祉機関に対する働きかけを指導室が主体で行います。
また、在宅の重症児の方々の活動を支援したり、こども相談室としての活動を行ったりしています。
また教育研修として、保育実習・各種体験研修・高校生のワークキャンプ・地域や高校生のボランティアの受け入れや指導も行っており、今後は福祉実習の受け入れも考えられます。
病棟のスタッフの皆さんにとっては、通常業務だけでも大変な所を、体験の介助や体験者の指導にご協力頂いており大変感謝しています。
しかし、この様な活動は、結果がすぐには見えないものの、国立病院として必要とされる教育研修機能や、ボランティア精神・ノーマライゼーション理念の啓蒙活動として、地域社会や独立行政法人機構の評価機関により、高く評価されるものです。


 さて、重症心身障害児(者)の人たちを取り巻く今後の課題としましては、超重症児への対応、地域社会・福祉・在宅支援への対応、環境の快適性・居住性の向上などが挙げられています。
膨大な予算が無くても、スタッフの皆さんや病院の理解、各自の個性や状況に合わせた対応、臨機応変な対応によってもかなり解決する部分もあるのではと考えています。

 重症心身障害児(者)病棟でも、行事の際にはスタッフが積極的にポロシャツやTシャツになったり、一般の職員も参加したりと、垣根のない日常生活により近づけようという努力があり、病棟の雰囲気も大きく変わりつつあります。
指導室としても、保育計画・指導計画・行事の企画などを通じて、より良い情報提供や処遇の改善などに関わっていきたいと考えております。

指導室長 伊藤 広介
指導員:阿部 延子、齋藤 茉美

主任保育士:佐藤 良子
保育士:栗澤 恵子、平井 あずさ、小野寺 令身
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五葉山のシロバナシャクナゲをデザインしたものです。
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