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今、被災地で必要とされている医療とは
投稿者 : webadmin 投稿日時: 2011.03.24 (4409 ヒット)

 現在、東北地方・関東地方の太平洋沿岸では、
大地震とその後の大津波により壊滅的な打撃を受け、
災害救助と避難所と被災者への支援が行われております。

 被災地では、津波による住環境・医療環境・介護環境が
すべて破壊されたために生じる、慢性疾患・基礎疾患の悪化や
インフルエンザ・気管支炎・感染性胃腸炎などの蔓延、
家族や家屋・仕事場の喪失による精神的な負担が増え続け、
震災前からすでに不足していた、入院施設を始めとする医療機関や
介護施設・支援施設が絶対的に不足する事態になっております。

 地元の医師団も自分の診療所が流出した方であっても、避難所や
仮診療所を拠点に日夜頑張っておりますが、元々少ない医師数を
チームワークで乗り切ってきた地域ですので、このダメージの中
疲労や人員の不足がじわじわと影響してきております。

 そこで、現在の被災地にさらに必要な医療は、
必ずしも急性期医療や外傷等の災害医療だけではなく
慢性疾患の急性増悪を診断・治療できる医療力や
カウンセリングも兼ねて患者さんのお話に耳を聞ける
ベテランのドクターの力なのではないかと考えております。
 
 以上のような状況から、年配でも結構です、臨床経験のある
幅の広い経験のあるドクターの応援もお待ちしております。
これから慢性期の医療や訪問診療を経験してみたいと志す
若いドクターでも結構です。

 条件としては、ボランティアでなく、しっかりとした勤務や
待遇を考えておりますので、どんどんご応募下さい。
 お待ちしております。

 平成23年3月24日
  独立行政法人国立病院機構 釜石病院 院長
             土肥 守


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