新型インフルエンザのワクチンが、12月7日の週に入荷予定になりましたので、当院に通院しておられる優先接種者の方から接種を開始いたします。
今回のワクチンの供給量は、大人の接種量で換算しますと60人分と限られており、また、供給を希望しておられました他の医療機関でも同様に供給があると思われますので、それぞれのかかりつけの最優先接種対象の患者さんの方々が最初の対象になると考えております。
また、すでに新型インフルエンザに罹患された患者さんに関しましては、接種の必要がありませんので、むしろ季節性のインフルエンザのワクチン接種をご考慮下さい。
新型インフルエンザの予防接種の費用負担に関しましては、釜石市の広報にもありますように、1才から中学校3年生までの方は、釜石市などの補助がありますので、1回目は無料です。2回目以降は2550円の有料となります。高校1年生以上の方に関しましては、1回目から3600円の有料となります。2回目接種の場合は、2550円となります。
今回のワクチンの供給は、10mlのバイアルとなっており、接種につきましては、その日のうちに、大人に換算しますと20人が接種し終わらなければ、残りは破棄することになってしまいます。
そのため、3バイアルの供給がある予定の当院では接種する日を10日・11日・17日の午前中を中心に設定させていただいております。
予約に関しましては、当院に電話していただき(23-7111)、小児科外来をお願いしますと申していただき、お名前と当院の診察券の番号をお知らせいただき、予約枠を取っていただきますようお願い申し上げます。予定数に達し次第、予約を終了させていただきます。
前記いたしましたように、当日のキャンセルや複数の医療機関での重複予約は、それぞれの医療機関でのワクチンの破棄につながりますので、ご配慮いただきますようにお願い申し上げます。
また、今後も供給が継続する可能性がありますので、今回予約枠がとれなかった場合でも、今後の接種希望を伺いますので、ご協力お願い申し上げます。
平成21年12月4日
独立行政法人国立病院機構 釜石病院 院長 土肥 守