メニュー
アクセスカウンタ
今日 : 387
昨日 : 266
総計 : 2284550
ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

当院小児科医長の杉江医師の児童福祉法違反での起訴につきまして
投稿者 : webadmin 投稿日時: 2009.12.04 (7515 ヒット)

 11月14日に準強制わいせつの疑いで逮捕されておりました当院の小児科医長である杉江信之医師が、この12月4日に児童福祉法違反の罪で盛岡地方検察庁により起訴されました。

 まず、被害にあわれた方々や、ご家族ご関係者の方々に、深くお詫び申し上げます。

 杉江医師の処分につきましては、厳しいものになると思いますが、正式には起訴状などを見てからの決定になります。

 また、杉江医師の逮捕後、小児科診療・こども相談室の活動・病棟診療・インフルエンザの予防接種などに関しましては、私が代行いたしておりますが、患者さんやそのご家族、地域などに与える不安や不便さは測りしれません。この様に影響を受けておられる皆さんにも深くお詫び申し上げたいと思います。

 医の倫理から照らしても、それに反する行為をとった事は許し難い事だと思いますし、崩壊しつつある地域医療の中で、最も危機的な小児科医療を担っていた責任を自覚し、この様な行為をとる事なく自重して欲しかったものだと改めて強く思う次第です。

 また、これまで杉江医師と共に仕事をして参りました、私を始めとしますスタッフの信頼や医療への情熱や努力を裏切り、汚してしまったという意味でも、非常に罪深いものがあると思っております。このダメージを回復し、地域の皆さんや国民の皆さんへの医療の信頼を取り戻すためには、残された我々は、これから果てしない努力をしなければならないと思っております。

 この様な事が、私の管理いたします病院の内部で行われたという事は、全て私にも責任があるという事になります。その責任を逃れようなどとは思いませんが、地域の皆さんや国民の皆さんへの医療の提供を継続する、より良い医療に変えていく、という努力を継続する事が責任を取る事だと考えております。

 当院における医療を再生し、より良い医療を提供していく事が、我々の責任の取り方だとスタッフ一同考えておりますので、ご利用いただいている皆さんや地域の皆さんを始めとする国民の皆さんにおかれましては、今後ともご鞭撻・ご支援賜りますようよろしくお願いいたします。

 平成21年12月5日
  独立行政法人国立病院機構 釜石病院 院長 土肥 守


医師募集

五葉山のシロバナシャクナゲをデザインしたものです。
詳細はこちら