当院の小児科医長である杉江信之医師が、平成21年11月14日18時19分に準強制わいせつ容疑で岩手県警察本部により逮捕されました。

　この件につきましては、まず、被害にあわれた方とそのご家族・関係者の皆さんに大変不快な思いとご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

　また、当院の小児科医療の中心でありました医師の逮捕により、当院の小児科医療並びに地域医療にも重大な影響を来しますことで、地域住民の皆様、釜石医療圏を始めとする関係者の皆様にも多大なご迷惑をおかけしますことに陳謝いたします。

　杉江医師への処分につきましては、今後の司直の判断を見守りながら対応していくことになりますが、厳正な対処になると考えております。

　また、監督責任者である院長の責任も免れないと考えておりますが、当院を運営しより良い病院にしていく事や地域医療に貢献し続けることも責任を取るという意味に含まれると考えております。

　当院の職員のより一層の綱紀粛正に努めると共に、地域の信頼を取り戻すべく、職員一同が心を一つにして、力を合わせて、より良い、患者さんの満足度が高い病院を作っていきたいと考えておりますので、今後ともご支援・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

　平成21年11月16日　独立行政法人国立病院機構 釜石病院　院長　土肥　守