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トピックス : 東北大震災(東日本大震災)につきまして
3月11日に発生いたしました大地震と大津波による東北大震災に
つきましては、NHO釜石病院に対しまして、釜石保健所・機構本部
NHO花巻病院・NHO盛岡病院・首相官邸・岩手県その他から
多くのご支援を頂き、誠にありがとうございます。
幸い、厳しい状況の中スタッフ一同の努力と地理的条件から
病院の機能を落とすことなく、重症児病棟を始め患者さんは
非常に落ち着いた状態です。
しかし、地域では大震災により壊滅的な打撃を受けました
病院が二つあり、高校の体育館や真っ暗闇の病棟におられました
患者さんを緊急で多数受け入れ、震災で勤務可能なスタッフが
少ない中、スタッフ一同懸命な医療とケアを行っております。
スタッフには、自宅が流出・崩壊しているにもかかわらず、
病院に泊まり込みで勤務していただいたり、勤務の合間に
ご家族の安否確認を行ったりしながら、なんとか病棟の
機能を維持しております。
今回の震災では非常に多くの方が犠牲になっており、
国立釜石病院としても深く哀悼の意を示したいと存じます。
釜石医療圏や東北地方、そして日本全体が元気に
復興できるようにスタッフ一同頑張って参りますので
引き続きご支援の程よろしくお願い申し上げます。
平成23年3月17日
独立行政法人国立病院機構 釜石病院 院長
土肥 守